思い出の70sヒット・チャート UK編 4

73年の英国年間チャート上位10曲です。

1位 Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree / Dawn
2位 Eye Level / Simon Park Orchestra
3位 Welcome Home / Peters & Lee
4位 Blockbuster / Sweet
5位 Cum On Feel The Noize / Slade
6位 See My Baby Jive / Roy Wood
7位 I'm The Leader Of The Gang (I Am) / Gary Glitter
8位 I Love You Love Me Love / Gary Glitter
9位 Twelfth Of Never / Donny Osmond
10位 Spanish Eyes / Al Martino



10位はアル・マルティーノの「スパニッシュ・アイズ」。
旧来のポピュラー・ヴォーカル・スタイルで歌われるナンバーで、本国アメリカでは66年にビルボード・チャートの15位まで上昇するヒットとなりました。
イギリスでは70年にリリースされたもののあまりパッとしませんでしたが、73年に再リリースしたところ大ヒット、最高位5位まで上りました。
こういう古いタイプの曲が当時なぜヒットしたのか、ちょっと不思議ですね。

9位はダニー・オズモンドの「恋する年ごろ」。
イギリスでのダニー人気は健在で、前年に引き続き年間ベスト10入りとなりました。
正直、変哲のないアイドル・バラードであまり面白みはありません。

ゲイリー・グリッター人気は益々加速。
8位に「I Love You Love Me Love」、7位に「I'm The Leader Of The Gang (I Am)」の2曲が年間チャート入り。
この2曲は日本では全くヒットしませんでした、いや、もしかするとリリースすらされていないんじゃないかな。
そりゃそうでしょう、どこをどう見てもダサイおっさんにしか見えないもの、ゲイリーって。
イギリス人の感性が分からん(笑)。


Gary Glitter - I Love You Love Me Love



ロイ・ウッドの「シー・マイ・ベイビー・ジャイヴ」が6位。
日本やアメリカではまったく受けないロイですが、英国ではムーヴ、ウィザードでトップ10ヒットを10曲以上持つ大スターです。
ルックスはむさ苦しいの一言で、日本では絶対受けないタイプの人ですが、ちゃんと聴いてみると、そのポップス職人ぶりに感銘すること間違いなしだと思うんですけどねぇ。


Roy Wood - See My Baby Jive

このルックスで、この楽曲、う~ん、素晴らしい(笑)。



5位はスレイドの「カモン!!」。
スレイドはゲイリー・グリッター同様、いわゆるグラム・ロックの範疇に入るバンドとされていますが、内容的にはローティーン向けのバブルガム・ハード・ロックといっていいものだと思います。
個人的には、まぁ嫌いじゃないけど、熱心に聴くほどのものでもないといった感じのバンドですね。


Slade - Cum On Feel The Noize



4位はスイートの「ブロックバスター」。
スレイドと同傾向のバンドですが、スレイドよりソフトな分、日本での受けもよかったような気がしますが、どうだったかあまり記憶にありません。
ラジオのチャート番組では結構常連だったように思います。


Sweet - Blockbuster



さて、TOP3です。

ピータース&リーの「Welcome Home」が3位。
これは初めて聴きました。
男女のポップ・デュオで、男性のピータースは目が不自由なようです。
あまり個性のあるデュオではありませんが、曲が非常に良く、それが全英チャート1位の大ヒットとなった要因でしょう。


Peters & Lee - Welcome Home



2位はサイモン・パーク・オーケストラの「アイ・レベル」。
これは面白くもなんともない曲。
元々はオランダのTV番組「ファン・デル・ファルク」のテーマ曲だそうで、イギリスでも72~73年に放映されて人気だったようです。
何でオランダの番組が人気を呼んだかは不明ですが、黄色人差別の気質がある両国ですので、どこか相通ずるところがあるのかもしれません。
オランダというとまずチューリップや風車が思い浮かびますし、江戸時代から西洋の学問=蘭学というイメージがあって、悪い感情を抱いている日本人は少ないと思いますが、彼の国の反日感情は欧州一といっていいほど激しいものがあるようです。
前にも書いたと思いますが、ショッキング・ブルーが地元誌のインタビューで「日本人は金を持っている黄色い猿にすぎない。」と言い放ったのは有名な話。
まぁ、作り笑顔で来日し、芸をして、その猿に金を恵んでもらってるわけですから、彼らは猿以下ということに
なるわけですが(笑)。
それにしても当時の音楽ジャーナリズムがこの発言を全然書かなかったのは怠慢の極みだと思いますね。
あっ、それとショッキング・ブルーの曲自体は好きですので、誤解なきように。
曲に罪はありませんから。(とばかりも言えないケースもありますが…。)

おっとっと、話がそれました(笑)。
73年の年間第1位はドーンの「幸せの黄色いリボン」。
これはもう説明の必要はないですね。
70年代ヒット・ポップスの5指に入る名曲じゃないでしょうか。
ビルボードの年間チャートももちろん第1位。
日本のラジオの洋楽チャートでも軒並み1位でした。


Tony Orlando & Dawn - Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree

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