無人島レコード 357枚目

「もし、無人島に1枚だけレコードを持っていくとしたら?」
レココレ誌でもこのネタで増刊号が2冊出ているくらい、音楽ファンにとっては究極の質問であったりするわけですが、この質問、前から不満を抱いていたのはワタクシだけでしょうか。
だって、無人島でしょ?
レコード(CD)なんていくらでも置き場所あるじゃん(笑)。
それにどんなに素晴らしいレコードだってそればっかり聴いてたら1ヶ月で飽きちゃいますよ。
そこで、おやぢ版無人島レコードでは365枚をセレクト予定。
これだったら1日1枚、毎日違うレコードを聴いても1年間楽しめますからね。
まぁ、本音をいうと手持ちの数千枚のレコード(CD)をこれくらいに絞れたらどんなにすっきりするだろうなと思っていたりするわけなんですが。
だって、ここ何年も聴いていないアルバムが何枚あることか。
っていうか、そっちの方が多い気がします。
でも、いざ処分するとなるとねぇ。
実際は日々増える一方です(笑)。
で、ルールですが、原則1アーティストにつき1アイテムとしますが、2枚組でも3枚組でも、ボックスでもOK。
ただし、全キャリアを網羅するようなコンプリート・ボックスや例の5枚組「Original Album Classics」系を選んじゃうと意味がなくなってしいますので、それらはオミットということで。


今回は、このアルバムを。

The Searchers / The Definitive Pye Collection (2008)

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サーチャーズのパイ時代の音源を集めた3枚組アンソロジー。
所謂マージー・ビート勢の中では息の長い活動を続け、先頃"引退"をアナウンスしたばかりのサーチャーズですが、マージー・ビート好きの間では決して評価の高いグループではありませんでした。
まぁ、オリジナル曲を書けないのが一番の低評価の原因だと思いますが、何を演奏してもどこか軽くお上品になってしまうのも大きかったんじゃないでしょうか。
例えば本作にも収録されている「Money (That's What I Want)」。
モータウン・レーベル最初のヒットを放ったことで知られるバレット・ストロングの名曲のカバーですが、ビートルズ版と比べるとその差は歴然。
不良っぽいビートルズと比べるとサーチャーズは実にお上品。
でも、個人的にはこの良家のお坊ちゃまっぽいところが逆に大好きで、ビートルズは別格として、マージー・ビート勢の中では最もよく聴くバンドだったりします。
最近、パイ音源のコンプリート・ボックス(6枚組)が出て、思わず食指が動きかけましたが、この3枚組があれば、おいいしいところはほぼ聴けるんじゃないかな。


The Searchers - Take Me For What I'm Worth


The Searchers - Love Potion No.9

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