無人島レコード 365枚目

「もし、無人島に1枚だけレコードを持っていくとしたら?」
レココレ誌でもこのネタで増刊号が2冊出ているくらい、音楽ファンにとっては究極の質問であったりするわけですが、この質問、前から不満を抱いていたのはワタクシだけでしょうか。
だって、無人島でしょ?
レコード(CD)なんていくらでも置き場所あるじゃん(笑)。
それにどんなに素晴らしいレコードだってそればっかり聴いてたら1ヶ月で飽きちゃいますよ。
そこで、おやぢ版無人島レコードでは365枚をセレクト予定。
これだったら1日1枚、毎日違うレコードを聴いても1年間楽しめますからね。
まぁ、本音をいうと手持ちの数千枚のレコード(CD)をこれくらいに絞れたらどんなにすっきりするだろうなと思っていたりするわけなんですが。
だって、ここ何年も聴いていないアルバムが何枚あることか。
っていうか、そっちの方が多い気がします。
でも、いざ処分するとなるとねぇ。
実際は日々増える一方です(笑)。
で、ルールですが、原則1アーティストにつき1アイテムとしますが、2枚組でも3枚組でも、ボックスでもOK。
ただし、全キャリアを網羅するようなコンプリート・ボックスや例の5枚組「Original Album Classics」系を選んじゃうと意味がなくなってしいますので、それらはオミットということで。



さて、このムジレコ・シリーズもいよいよ最終回。
第1回が2015年7月1日だから4年以上もかかってしまいました。
改めて選んだ作品をチェックしたら、薬師丸さんのアルバムを「古今集」と「夢十話」の2枚を選んでしまっていましたが、どちらも素晴らしいということで、そのままにしておきます。
ちとマズいのが、泉谷さんの「黄金狂時代」を2回も選んでしまっていた(汗)。
さすがにマズいので、モップスの「御意見無用」に差し替えておきましょう。

41VWVSMY08L._AC_.jpg
「月光仮面」を含む71年の傑作サード・アルバムです。

ということで、最終回。
最後は、この↓アルバムで締めくくろうと最初から決めておりました。

Norman Greenbaum / Petaluma (1972)
greenbaum f.jpg

全米第3位、全英第1位の大ヒット曲「スピリット・イン・ザ・スカイ」で知られるノーマン・グリーンバウムが72年に発表した、自他共に認める傑作アルバム。
最高の出来にもかかわらずセールス的は全くの惨敗でしたが、アコースティック・ミュージック・ファンの間ではカルトな人気を誇り、ハンドメイド・ミュージックの最高峰との評価を得ている作品です。
本作は2ndアルバム「バック・ホーム・アゲイン」の失敗であっさりとスターへの道をあきらめたノーマンが「スピリット・イン・ザ・スカイ」で得た印税をつぎ込んで購入したペタルマ郊外の農場で酪農にいそしむかたわら製作され、田舎暮らしの楽しさや、酪農の苦労話などを題材にアコースティックでほのぼのとした演奏が繰り広げられます。
参加メンバーがライ・クーダー(ギター/マンドリン)、フリッツ・リッチモンド(ウォッシュタブ・ベース)、リチャード・オルセン(クラリネット)、サイラス・ファーヤー(ウクレレ)、マーク・ナフタリン(アコーディオン)ときたら悪かろうはずがありません。
裏ジャケには楽しげな家族の写真が使われていますが、この後まもなく奥さんであるヴィッキーとの仲がこじれ離婚。
農場も彼女の所有となってしまったそうです。
トホホ…
悲しすぎるぜ!
(昔やっていたHPの文章が分かりやすかったので大部分転用しました。)

なお、本作は97年にCDで復刻されましたが、現在は廃盤状態で、中古でも5,000円前後のプレ値が付いているみたい。
こういう名盤は常に手に入る状態にしておいてほしいものですが、もうCDの時代じゃないので仕方ないか…

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

ころん
2019年11月03日 22:47
このシリーズ、ついに完結ですね。長い間お疲れ様でした。こんな長丁場シリーズを完結させてしまうなんて、凄い持続力だと思います。飽きっぽいワタクシには決して真似出来ません。
それにしてもこのシリーズ、ワタクシの知らない盤が多々ありましたけど、今後SPOTIFYで聞けるものはチェックして行けたらな~と思っております。
おやぢ
2019年11月04日 13:01
ころん 様

おかげさまで、何とか最後までたどりつきました。
今振り返ってみると、正直このアルバムじゃなかったなぁ、というものもあったりはするのですが、そこはご愛敬ということで。
SPOTIFYでチェックして1枚でも気に入っていただける作品があったら嬉しいです。