懐かしいアルバム

ジェリー・ジェフ・ウォーカーのサイドメンとして活躍し、名盤の陰にこの人ありと謳われたギタリスト、デヴィッド・ブロムバーグが自らの名前を冠したデヴィッド・ブロムバーグ・バンドのアルバムをゲットしました。

David Bromberg Band / Midnight on the Water
CD 94年/オリジナル 75年


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1. (What A) Wonderful World
2. Yankee's Revenge: Medley
3. I Like to Sleep Late in the Morning
4. Nobody's
5. Don't Put That Thing on Me
6. Mr. Blue
7. Dark Hollow
8. If I Get Lucky
9. Joke's on Me
10. Midnight on the Water



このアルバム、LP時代に愛聴していたのですが、なぜか処分してしまい久しく聴いていませんでした。
当時はそれほど意識していませんでしたが、参加メンバーが豪華です。
ジェシ・エド・デイヴィス、リンダ・ロンシュタット、ボニー・レイット、エミルー・ハリス、バーニー・リードン、レッド・ローズらがゲスト参加。
そして、ダニー・オキーフやスティーヴ・グッドマンのアルバムでも活躍したスティーヴ・モズリー(ds)とヒュー・マクドナルド(b)のリズム隊が支えるといった布陣ですから、まぁどう転んでも悪かろうハズがありません。

まず1曲目。
サム・クックの永遠の名曲をゴスペル調でカヴァーしているのですが、全体的にはソフトな雰囲気が漂います。
リンダ、ボニーのコーラスも抑え気味ですし、ジェシのギターも控え目な感じ。
と書くと何だかパッとしない様に思われるかもしれませんが、これが中々味わい深い仕上がりとなっています。

(3)はニュー・フォークスの旗手、デヴィッド・ブルーの作品で、オールド・タイミーなアレンジで軽快に飛ばします。

(5)は非常にリラックスしたフォーク・ブルース・ナンバー。
再びジェシ、リンダ、ボニーが登場しますが、ここでも控え目なサポートが功を奏しています。

(6)はLPで聴いていた当時も今も大好きな曲。
素晴らしいメロディにレッド・ローズとバディ・ケージのドリーミーなダブル・スティール・ギター、そしてバーニー・リードンの泣かせるリード・アコースティック・ギターと、もうこれは完璧としかいいようがありません。

David Brogberg Band - Mr. Blue
http://www.youtube.com/watch?v=K0x4Xxipsyk

ちなみ、この曲、ホワイト・ドゥ・ワップ・グループ、フリートウッズの59年の大ヒット曲(全米第5位)のカヴァーと知ったのはだいぶ後になってから。
ライノ編集の「The Best of The Fleetwoods」↓を聴いていて、どこかで聴いた曲だなぁと思ったらこの曲でした。

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フリートウッズはドゥ・ワップ・グループと言っても、黒人のそれとは全く趣が違っていてあくまでもソフトでドリーミーなコーラスが持ち味。
ソフト・ロックして聴いても楽しめるグループと言えるでしょう。

The Fleetwoods - Mr.Blue


(9)はデヴィッド・ブロムバーグの自作ナンバー。
これも素晴らしくポップなフォーク・チューンで、ここではバーニーがサイドを弾き、デヴィッドがリードを取ります。
二人の紡ぎだすアコースティック・ギターの響きが何とも言えずいい感じです。

そして、ラストはテキサス・ワルツとアイリッシュ・トラッドのインスト・メドレーでアルバムは幕を閉じます。

聴き終えた後にほのぼのとした余韻に浸れるデヴィッド・ブロムバーグ・バンドのこのアルバム、フォーキー・ファン
には一押しの名盤です。


購入記録 ブックオフ 250円


ちなみに、デヴィッド・ブロムバーグ・バンドを聴き終えたら、この↓アルバムを聴くのが黄金コースかと。

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決してウマイとは言えないジェリー・ジェフのヴォーカルだけど、この哀愁は無敵だ!
「ミスター・ボージャングル」のオリジナル・テイク収録。
でも、他にもいい曲ばかり。

Jerry Jeff Walker - Seasons Change
http://www.youtube.com/watch?v=9rj9bfEvRIs


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