ものは試し ロシア製MP3-CD

前から気になっていたロシア製のMP3-CDをヤフオクで落札してみました。

Monkees 2CD
MP3-CD 2007年


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収録アルバム
Disc-1
1. The Monkees
2. Headquarters
3. More Of The Monkees
4. Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd
5. Head
6. The Birds, The Bees, & The Monkees
7. 33 1/3 Revolutions Pe Monkee
8.I nstant Replay
9. The Monkees Present
10. Changes

Disc-2
1. Micky Dolenz, Davy Jones, Peter Tork - Live
2. Pool It!
3. The Monkees Live! 1967
4. Missing Links Volume 1
5. Missing Links Volume 2
6. Barrelful Of Monkees
7. Justus
8. Missing Links Volume 3
9. Live In Las Vegas
10. Unreleased Songs



商品説明で「ロシアのレコード店で正規販売されている通常盤です。」となっていて、ヤフオク側も一応正規品として容認しているようです。
実際、ロシアのショップで1枚物が700円程度で売られているのは本当のようですが、どう考えても版権は取ってないよなぁ(笑)。

実物をチェックしてみると、プラケースは意外にしっかりしていて、US盤よりも出来はいい位です。
ジャケは見開きの1枚物。アルバムの小さなジャケ写とタイトルが掲載されているだけで、データ類は一切なし。
まぁ、この辺は最初から期待もしていませんので、全然問題ありません。
ディスクは少々問題あり。
一応プレスCDで記録面自体は多少のスレはあるものの大きな問題はないのですが、レーベル面の印刷がヒドイ。
ちょっと触っただけでペリッと剥がれやがった(キャー)。

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さすがバッタモンですなぁ(笑)。

さて、肝心の中身ですが、今回買ったモンキーズ、このCDに全337曲(14時間57分)が詰め込まれていて、正規リリースされたアルバムのほとんどが聴けるというもの。
Disc-1(1)-(4),(6)をWARNER/RHINOの「5CD ORIGINAL ALBUM SERIES」と聴き比べましたが、我が家の安ステレオのレベルでは、ほとんど違いは分かりませんねぇ。
敢えて言えば少し音のシマリがないかな?程度。
もちろん音楽そっちのけで、音質の追求にいそしんでいらっしゃるオーディオ・ファンの皆様方には論外の音なんでしょうけど(笑)。
まぁ、PCやiPodに落として聴く分には全く問題ないでしょう。
ボーナス・トラックもちゃんと収録されています。

上記5枚以外について簡単に書くと、

「Head」は68年公開のモンキーズ主演映画のサントラ。
映画中のセリフや効果音が多く、モンキーズの歌が少ないのが熱心なファン以外には少々ツライところですが、ロック・テイストな楽曲は中々カッコいい。

「33 1/3 Revolutions Per Monkee」は69年4月に放映されたTV特番のサントラ。
オルガンをフィーチャーしたサウンドにミッキーとジュリー・ドリスコールの歪んだヴォーカルが乗る「I'm A Believer」からシタールが闊歩するサイケな「Prithee」につながるあたりは従来のモンキーズ・ファンを落胆させるには十分だったろうなぁ(笑)と思わせるインパクトがあります。

「Instant Replay」はピーター脱退後初の作品。
今回一番聴きたかったのがこれ。
RHINO HANDMADEから出ているデラックス・エディションにはちょっと手が出ませんので、とりあえずコレで聴けたというのはうれしい。
内容は期待通りの素晴らしさで、本編はもとより、ロジャニコとポール・ウィリアムスの「Someday Man」以下のボートラの素晴らしさには舌を捲きます。

「The Monkees Present」は69年リリースの作品。
ピーター在席時の録音やセカンド・アルバムのアウトテイクで構成されており、実態はオリジナル・アルバムとは言いがたいけど、内容は決して悪くありません。
どうしても大傑作「Listen To The Band」を始めとするマイクの作品に耳が向きがちですが、デイヴィの「If I Knew」「French Song」も素晴らしいナンバー。
このアルバムが100位とはアメリカ人も聴く耳がありませんね(笑)。
ボートラに収められているマイクの「Calico Girlfriend」のサンバ・ヴァージョンも楽しい。

「Changes」はマイクも脱退、とうとうデイヴィとミッキーの二人となってしまったモンキーズ最後のアルバム。
「99 Pounds」などでカラ元気を出してはみるものの全体的に覇気がなく、さすがに褒めどころに困る仕上がり。

「Micky Dolenz, Davy Jones, Peter Tork - Live」は結成20周年記念のリユニオン・コンサートの模様を収録。
タイトルどおりミッキー、デイヴィ、ピーターの3人が参加。
もしかしてアフレコ?と思わせるほど観客の熱狂振りがスゴイ。

「Pool It!」はリユニオン・コンサートが好評だったことを受けて制作されたスタジオ録音盤。
もろ80年代というサウンドに一瞬「う~ん」となりますが、楽曲の出来自体は悪くありません。
デイヴィの「Long Way Home」などは思わずぐっと来るし、ミッキーのファルセットが冴える「Secret Heart」、ピーターの弾むようなポップ・チューン「Since You Went Away」などもいい。

「The Monkees Live! 1967」は正式にリリースされた4人組モンキーズの唯一のライヴ・アルバム。
ヘタクソな演奏をものともしない勢いに圧倒されます。

「Missing Links」シリーズ3枚はVol.1以外はプレ値がついているので、ここで聴けるのはとてもありがたい。

「Barrelful Of Monkees」は子供向けの曲を集めたコンピ盤。

「Justus」は結成30周年を記念して作られたスタジオ・アルバム。
マイクも参加し、4人組モンキーズが久しぶりに復活。
マイク提供の2曲はどちらもハードなギターをフィーチャーしたナンバー。
ミッキーの曲もハードなものが多いけど、ベスト・チューンは「Regional Girl」あたりか。
ハードな曲が続く中、デイヴィの歌うポップ・チューンが登場すると、なぜかホッとしてしまうのは、やっぱり自分って根っからのポップス好きなんだなと思ってしまいます。
中でも「Oh, What a Night」と「You and I」がいい。

「Live in Las Vegas」は Monkeemania Returns Tour(2001–2002)におけるラスベガスでの公演を収めたライヴ・アルバム。
マイクを除く3人が参加。
さすがに黄色い声援はもうありませんが、モンキーズの面々も観客も楽しんでいるのが伝わってくる仕上がりで好感が持てます。

「Unreleased Songs」に収められているのはたったの2曲。
「Ceiling In My Room」と「You Can't Tie A Mustang Down」で、それぞれ67、68年のアウトテイク。


というわけで、モンキーズの魅力がたっぷりと味わえる本作、バッタモンと承知の上で買うんであれば、コスト・パフォーマンス的にも全然OKだと思います。
サンプラー的に聴いて、ホントに気に入ったアルバムは改めてCDで買うというのもよろしいのではないでしょうか。


購入記録 ヤフオク 1980円

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この記事へのコメント

can
2019年12月29日 01:49
バッタもんじゃなくて、バチもんでは?
おやぢ
2019年12月29日 11:41
調べてみたら、ぱちもんが正解みたいですね。
失礼しました。

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